17世紀オランダ絵画を代表する二大巨匠、フェルメールとレンブラントの名作が
一同に会する展覧会「17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展」が14日から始まる。
会場は六本木ヒルズ森タワー52階にある森アーツセンターギャラリー。
特に現存する絵画作品が三十数点しかないと言われるフェルメールは近年世界中で
関心が高まり、現在もっとも人気のある画家の一人となっている。今回はメトロポリタン
美術館から「水差しを持つ女」が出展される。画面向かって左側上方から外光がさす
典型的なフェルメール構図の作品だ。一方「夜警」などの大作で知られるレンブラントも
同じくメトロポリタンから「ベローナ」が展示される。ギリシャ神話の女神像だが手に持つ
盾に描かれたメドゥーサの首が不気味だ。展覧会は3月31日まで開催。